副業を始めようとしている方へ、ポジティブさの重要性を記したいと思います。
このブログは、副業を始める/始めた会社員の方を読者として、副業の考え方だったりノウハウだったりを書いています。
今回のブログを読むと以下のことを認識できるようになります。
・ポジティブさは習慣である。
・普通にポジティブであるだけでは、ネガティブな人に負ける。そこをどのように乗り越えるかが重要。
・ポジティブさで自分だけでなくパートナーを引っ張る、フォローすることが重要である。
では、説明いたします。
目次
ポジティブさとは
今回の記事の題材としている「ポジティブ」だけでなく、様々な場面で「定義づけ」は重要だと認識しています。人それぞれバックグラウンド(背景)は違いますので、同じ言葉でも捉え方が変わってしまいます。
ここを意識していないとコミュニケーションの誤りが多発します。
仕事だと特に「認識齟齬」というものが発生しますね。
そうです、ポジティブってなんなんでしょう??
まずそこを定義しないと私と読者様の認識が合わない恐れがあるかなと思いました。
〜仕事での認識合わないやりとり例〜
上司・先輩「え??なんでそれやっていないの??」
部下・後輩「いやいや言われていませんから」
上司・先輩「普通やるでしょ。じゃ誰がやるの?」
部下・先輩「・・・まぁやりますが・・・。」
・・・こんなやりとり日常茶飯事だったりしませんか??
上司や先輩からすると、どこまで丁寧に伝えればいいんだよ・・・と嘆きたくなるところだと思います。
が、誰もが最初は新入社員です。初心を忘れずに指導して行く必要があると思います。
自分としても会社員をしていますので、どちらの立場(上司と部下)としても実感します。
話がそれました。失礼しました。ポジティブに戻します。
ポジティブについて、まず各所ではどの様な定義がされているでしょうか。
ポジティブについての各所の定義
ウィキペディア(ポジティブ)
事象を正負二極で見立てた際の正の側。プラス(曖昧さ回避記事)を参照。単に事象が発生していると言う意味を示し、善悪という意味は無い(重大な病気の症状が有る場合も、ポジティブである)。
ポジティブ・シンキング。プラス思考を参照。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96
どちらかというと一般的な枠でポジティブという言葉を使うときは、「ポジティブ・シンキング」や「プラス思考」というニュアンスで使われると思います。なので、「プラス思考」にどのような定義がされているかを確認します。
ウィキペディア(プラス思考)
積極思考(せっきょくしこう、英: positive thinking ポジティブ・シンキング)は、なんでも前向きに物事を考えればそれは実現し、人生はうまくいく、という考え方[1]、物事の良い面を見ようと努め、ポジティブな姿勢を保ち、「思考そのもの」を変えることで現実を変えることを目指す思考法である。ポジティブな思考はポジティブな現実を、ネガティブな思考はネガティブな現実をもたらすとされる。引き寄せの法則とも。以下は略。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%8D%E6%A5%B5%E6%80%9D%E8%80%83
ふむふむ。なるほど。続けてコトバンク行ってみます。
コトバンク(ポジティブ)
[1] 〘形動〙 積極的であるさま。肯定的であるさま。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96-629929
※明六雑誌‐二三号(1874)内地旅行〈西周〉「利のある方を積極『ポシチーウ』と見、害の方を消極『ネガチーウ』と見るでござる」
※人間失格(1948)〈太宰治〉第二の手記「ツネ子を引き留める程のポジティヴな熱は無い」
[2] 〘名〙
① 写真の陽画。ポジ。また、像。
※自画像(1920)〈寺田寅彦〉「陽像(ポジチーフ)と陰像(ネガチーフ)とが交互に起る」
② 電気の陽極。プラス。〔博物新編訳解(1868‐70)〕
一般的な言葉として捉えたときに、ウィキペディアのものがより具体的に記されており、イメージが付きやすいと思いました。
「なんでも前向きに物事を考えればそれは実現し、人生はうまくいく、という考え方」
さすがに何でもうまくいくと考えると、若干宗教のように感じますが、、
基本的な考え方としては、私も同じです。
選択と集中、時間とお金、これを正しく行えばほとんどの物事は達成できる。少なくとも達成に近づくことができます。(このあたりの話は別途記事書きます。)
私が定義するポジティブ
さて、私が定義するポジティブとは以下です。
【自分自身の思考を前向きにすること。思考が前向きになることで行動を前向きにすること。また、自分自身の前向きさを周囲に伝染させ、周囲の人を前向きに取り組ませること。結果として組織として大きな成果に繋げること。】
少々長いですが、シンプルに記すと
自分の思考 → 自分の行動 → 周りの思考 → 周りの行動 → 組織の成果
の順でポジティブさが伝染し、成果につながります。
ということを話すと、「いやいや、そんな簡単なもんじゃないでしょ。」と言われる人がいると思います。
でも、今まで生きて色々な人に出会ってきて、「この人魅力的だな、この人凄いな、この人の周りには人が集まるな、この人といると安心できるな」みたいな人っていませんでしたか??
ちょっとその人の言動を思い出してみてください。その人はポジティブな思考と行動を続けていたのではないでしょうか?
ポジティブな言動は人を惹きつけます。
いい意味でも悪い意味でも。
悪い意味・・・こちらも気になりますね。記事の後半で記します。
では、なぜポジティブな発信が出来る人と出来ない人がいるのでしょうか。
私はそれは「自己肯定感」があるかどうかだと思います。
自己肯定感??
そうです。自己肯定感。
お子さんがいる方は、育児の本とかで見たことがある言葉かもしれません。
「自分自身に対する根拠のない自信」と言い換えてもよいです。
要は自分に自信がある人はポジティブな人である可能性があります。
時折、すごく自信ありげにしている人なのですが、なんだかしっくりこない・・という方がいます。このような方は、何かしらのコンプレックスを抱えている場合が多いです。(この辺りも
別記事書きます)
ポジティブさは習慣である。
ではでは、自己肯定感の高い人(根拠のない自信を持っている人)ってどんな人なのでしょうか?
親や祖父母や先生などの身近な人から愛情と時間をかけられて育った人だと思います。
間違っても「うち子は馬鹿だから~~」とか言っている親からは、「自己肯定感の高い人は」育ちません。
なので自分の子供を馬鹿にする様なことは絶対に言ってはだめです。子育て中の方、ご注意ください。
親が子供にしてあげられる最大の贈り物。
それは資産や特別な経験などもありますが、「よい習慣を付けさせてあげること」だと思っています。
何事も「だめだ」と言われ続けると、子供は挑戦をやめます。「どうせできない」という思考になります。ですが、「すごいね、できたね。」失敗した時も「また挑戦してみよう」という前向きな言葉をかけられ続けると、子供はぐんぐん前を見て進みます。成長します。
つまり幼児期からの教育により、習慣は身に付きます。ポジティブさは習慣であるという理由はここにあります。
ポジティブな人VSネガティブな人
ポジティブな人とネガティブな人が同じレベルで会話(口論)をしたら、どうなるでしょうか?
結論から言います。
ネガティブな人が勝ちます。
これは絶対です。残念ながら、ネガティブの力の方が強いです。
でも、、ネガティブな人になりたくないし、他人のネガティブな思考に巻き込まれたくない。
と思いますよね。
ではどうするか。選択肢として5つあります。
① ポジティブさで勝つ。論破する。(超越)
② ネガティブな人との対決を避ける。(回避)
③ ネガティブな人との関係性を適度に保ち、ストレス下において自分にあまりネガティブな火の粉が降りかからないようにする。(軽減)
④ ネガティブな人との対話を自分で行わない。(移転)
⑤ 一旦受け入れる。(保有・受容)
②〜⑤はPMBOKのリスク4要素と同じです。
ネガティブな人の対策としては、そのリスク4要素に①の「超越」という要素も加わると考えます。
こちらの考え方は、私の独自のものですが、なんとなく①ってできたら素敵ですよね。誰もがわかりそうな例えだとアンパンマンがバイキンマンに勝つようなイメージです。
ここではそれぞれの具体的な場面は省略しますが、ネガティブな人と接しなければいけないときのためにフレームワークとして覚えておくと良いと思います。
なかなか①超越はできないので、②〜⑤を意識していきましょう。
ポジティブで目指すところは他者への影響と組織での成果
自分自身がポジティブになると、ストレスが軽減され、行動も変わってきます。それだけでも十分な効果です。
さらに行動が変わることで周りの人との交流も活発になるはずです。
ポジティブに行動する人の周りには人が集まります。前に進む人は応援してもらえます。
結果として、自分の周りに自分のファンが増え、自分自身も誰かのファンになり、チームやグループという組織で成果を出していくことに繋がります。
ただ、ポジティブさは組織の成果に万能ではありません。
短期間で成果を出す場合は、ポジティブさよりも恐怖政治が効果的です。
ワンマンの独裁者の指示に全員が素直に従うものです。(奴隷のように)
ただ、やらされ感満載なので、人は離れて行きます。(イージーカムイージーゴーというやつです。)
ポジティブさをもとにした組織作りは時間はかかりますが、長持ちします。
自分の思考を変えることでの変化を実感して見たい人、ポジティブ思考始めてみましょう!
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